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若き真言僧侶たちの脚本とプロの技術が1つになった話題の映画『高野山への道』の情報とこぼれ話をお届けします!
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平成19年秋

高野山真言宗備中宗務支所は高野山真言宗の備中地区を統括する組織です。その支所で7年に一度『特別伝道』と称し、備中地域の檀信徒を布教教化する大行事を催します。今年は正にその1年に辺り、昨年より計画が進められてきました。

青年教師会はその支所の若い僧侶の集う組織で、伝統として『特別伝道』には出仕し、最前線でお手伝いしてまいりました。今からちょうど7年前には2,000 人の埋まる大ホールでお芝居を演じました。その講演が大好評を博し、今回も「芝居はどうか?」と諸先輩から新作もしくは再演のお話が挙がりました。

その話が挙がったのが丁度、去年の夏ごろだったと思います。しかし会場を押さえる段階になって、倉敷の大ホールがリニューアル工事となり、使用が不可能とな りました。別会場でさまざまなシュミレーションを重ねましたが、規模が小さくなり、代案が出ないまま議論が重ねられました。

そんな折、この備中から高野山へ大挙参拝してはどうか?という案が挙がりました。旅行会社によるツアーは毎日のように出発していますが、住職たちが一丸となって祖山に 参拝し、山上の道場にて大法要を勤める。7年後に宗団を上げての50年ぶりの大行事『高野山開創千二百年法要』に向けてのきっかけとしよう…と話がまとま りました。

こうなると「青年教師会は高野山にて芝居をするのか?」という話に展開しました。しかし、会員が1人も欠けることなく、完全なる演劇が可能なのか?急な法務に追われる住職の立場でいかがなものか?不安な意見ばかりが飛び出しました。

そんな時、「車中伝道」として、高野山、空海さまの素晴らしさを高野山に登るバスの道中で上映してみようというアイデアがまとまり始めました。これならば、前もって撮影した物を編集出来ますし、時間はかかりますが、会員やOBが何らかの形で協力出来ます。また今後も布教材料として上映が出来る。備中地域だけでなく、全国に発信することも可能になります。7年後の開創法要に向けて、善いきっかけになれば、それに代わる喜びはありません。
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