若き真言僧侶たちの脚本とプロの技術が1つになった話題の映画『高野山への道』の情報とこぼれ話をお届けします!
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平成20年9月中旬
本来、会員で配役をすべきであるが、舞台と違って細部の演技も求められる映像の世界においてすべてが芝居初体験者で構成することは技術的にも時間的にも苦しいと判断し、監督による配役が決定した。会員とは様々な活動場面で場面で何度も交流を深め、その中で演技と個性の適性をお測り頂いた。そして主軸となる配役が決定した。
【配 役】
真 園田真治(俳優)
信念 柚木玄峰(青年教師会)
吉川 増井厚博(青年教師会OB)
イクコ 星加子子(俳優)
澄夫 山本盛亮(青年教師会)
その他、撮影隊は専門のクルーにお願いし、撮影補助などを会員とOBで請け負うこととなった。
本来、会員で配役をすべきであるが、舞台と違って細部の演技も求められる映像の世界においてすべてが芝居初体験者で構成することは技術的にも時間的にも苦しいと判断し、監督による配役が決定した。会員とは様々な活動場面で場面で何度も交流を深め、その中で演技と個性の適性をお測り頂いた。そして主軸となる配役が決定した。
【配 役】
真 園田真治(俳優)
信念 柚木玄峰(青年教師会)
吉川 増井厚博(青年教師会OB)
イクコ 星加子子(俳優)
澄夫 山本盛亮(青年教師会)
その他、撮影隊は専門のクルーにお願いし、撮影補助などを会員とOBで請け負うこととなった。
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以下のスケジュールでロケが決定した。全員参加は不可能なため、随時少数での撮影となる。
◎四国ロケハン
(平成20年9月25日)
◎第1回高蔵寺ロケ
(平成20年9月27日)
◎第1回四国ロケ
(平成20年10月1日〜3日)
◎第1回吉野〜高野山ロケ
(平成20年10月7日〜10日)
◎第2回吉野〜高野山ロケ
(平成20年10月13日〜16日)
◎第2回高蔵寺ロケ
(平成20年10月17日)
◎圀勝寺(矢掛)ロケ
(平成20年10月5日〜6日)
◎四国ロケハン
(平成20年9月25日)
◎第1回高蔵寺ロケ
(平成20年9月27日)
◎第1回四国ロケ
(平成20年10月1日〜3日)
◎第1回吉野〜高野山ロケ
(平成20年10月7日〜10日)
◎第2回吉野〜高野山ロケ
(平成20年10月13日〜16日)
◎第2回高蔵寺ロケ
(平成20年10月17日)
◎圀勝寺(矢掛)ロケ
(平成20年10月5日〜6日)
平成20年8月末
これまでの調査と研究を元に「飛行三鈷・ひぎょうさんこ」の伝承をキーワードにして物語を展開させることにほぼ決定する。飛行三鈷とは空海さまが唐(中国)に求法した際、唐の地より「密教開創の聖地を示したまえ」と祈願し、投じた法具・三鈷が東の地(日本)へむけて飛行したと伝えられる。後にこの三鈷が高野山の松にかかり、光を放っていたところを空海さまがご発見なされ、高野山開創へとつながったとされる逸話である。
実際にこの飛行三鈷は高野山に奉安され、現代に伝わる。諸説あるが、この三鈷の一部は欠けておりその真意は謎とされている。
物語ではこの欠けた部分を探し求める研究者と僧侶をめざす若者、そしてフリーターの若者による旅を軸とし、脚色する。脚本には当会々長・天野高雄、OB・吉田宥禅(いずれも高野山本山布教師)、監督・サライ氏を迎えて進められた。
『高野山への道・飛行三鈷を追って』
《ストーリー》なんとなく仏道に身を任す青年僧・信念と目的をもたぬフリーター・真。2人は幼なじみで車で遍路行に出る。無事に満願したけれど 「こんなものか」という虚無感に包まれた2人は88番札所・大窪寺で、教授を名乗る中年男・吉川と出会う。彼は空海に魅せられ遺跡を旅するうちに、空海が 唐から「密教を開く聖地を示したまえ」と念じ、投じたと高野山に伝わる法具・三鈷の欠けた部分を探し歩いているという。ひょんなことから3人は奈良・吉野 から若き空海の足跡を辿り、一緒に高野山を目指すこととなる。途中、天河弁財天でイクコという染色家の不思議な雰囲気の女性と出会う。彼女は清い水を求め てここまで辿り着き、同行として高野山を目指すことになる。途中、十津川村で1泊し、信念はイクコから僧侶への期待と憧れを告白され、淡い仏道へ発心 (ほっしん)をする。2人が朝目覚めると吉川とイクコの姿はすでになく、車も消えている。真と信念は仲間割れをして別々に高野山を目指すことになる。山野 をさまよい、苦しみ、ケガをする信念。別ルートで途方に暮れていた真は兄からの電話で母の急病を知らされる…はたして2人の運命は!?そして…高野山に待 つものは!?
これまでの調査と研究を元に「飛行三鈷・ひぎょうさんこ」の伝承をキーワードにして物語を展開させることにほぼ決定する。飛行三鈷とは空海さまが唐(中国)に求法した際、唐の地より「密教開創の聖地を示したまえ」と祈願し、投じた法具・三鈷が東の地(日本)へむけて飛行したと伝えられる。後にこの三鈷が高野山の松にかかり、光を放っていたところを空海さまがご発見なされ、高野山開創へとつながったとされる逸話である。
実際にこの飛行三鈷は高野山に奉安され、現代に伝わる。諸説あるが、この三鈷の一部は欠けておりその真意は謎とされている。
物語ではこの欠けた部分を探し求める研究者と僧侶をめざす若者、そしてフリーターの若者による旅を軸とし、脚色する。脚本には当会々長・天野高雄、OB・吉田宥禅(いずれも高野山本山布教師)、監督・サライ氏を迎えて進められた。
『高野山への道・飛行三鈷を追って』
《ストーリー》なんとなく仏道に身を任す青年僧・信念と目的をもたぬフリーター・真。2人は幼なじみで車で遍路行に出る。無事に満願したけれど 「こんなものか」という虚無感に包まれた2人は88番札所・大窪寺で、教授を名乗る中年男・吉川と出会う。彼は空海に魅せられ遺跡を旅するうちに、空海が 唐から「密教を開く聖地を示したまえ」と念じ、投じたと高野山に伝わる法具・三鈷の欠けた部分を探し歩いているという。ひょんなことから3人は奈良・吉野 から若き空海の足跡を辿り、一緒に高野山を目指すこととなる。途中、天河弁財天でイクコという染色家の不思議な雰囲気の女性と出会う。彼女は清い水を求め てここまで辿り着き、同行として高野山を目指すことになる。途中、十津川村で1泊し、信念はイクコから僧侶への期待と憧れを告白され、淡い仏道へ発心 (ほっしん)をする。2人が朝目覚めると吉川とイクコの姿はすでになく、車も消えている。真と信念は仲間割れをして別々に高野山を目指すことになる。山野 をさまよい、苦しみ、ケガをする信念。別ルートで途方に暮れていた真は兄からの電話で母の急病を知らされる…はたして2人の運命は!?そして…高野山に待 つものは!?
平成20年7月
さまざまアイデアを列記し、原作の編集にとりかかる。映画化にあたり、限られた条件も把握しながらの作業となる。
1)現代劇として若い人も楽しめる内容とする。
2)空海さまの歩かれた道は2つあり、いずれも紹介する。
3)限りなく現地にてロケを決行し、現状を伝える。
4)登場する人物や地名は古来からの伝承を盛り込む。
5)あくまでも布教劇として完結させる。
さまざまアイデアを列記し、原作の編集にとりかかる。映画化にあたり、限られた条件も把握しながらの作業となる。
1)現代劇として若い人も楽しめる内容とする。
2)空海さまの歩かれた道は2つあり、いずれも紹介する。
3)限りなく現地にてロケを決行し、現状を伝える。
4)登場する人物や地名は古来からの伝承を盛り込む。
5)あくまでも布教劇として完結させる。
平成20年6月
5月の調査により、思い描いていたドキュメントとして映像化は難しいと判断を下す。学術的見地からのアプローチは不可能かと問われれば「可能」だと言えるが、一般在家がバスの中で観賞するに適しているか?芝居からの映画化ならば、やはり物語として成立させるべきではなかろうか?そんな話し合いが重ねられた。
幸い実行会からは一任というお言葉を授かり、この時点で調査と共に脚本制作を開始することとなる。
5月の調査により、思い描いていたドキュメントとして映像化は難しいと判断を下す。学術的見地からのアプローチは不可能かと問われれば「可能」だと言えるが、一般在家がバスの中で観賞するに適しているか?芝居からの映画化ならば、やはり物語として成立させるべきではなかろうか?そんな話し合いが重ねられた。
幸い実行会からは一任というお言葉を授かり、この時点で調査と共に脚本制作を開始することとなる。