若き真言僧侶たちの脚本とプロの技術が1つになった話題の映画『高野山への道』の情報とこぼれ話をお届けします!
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御廟(お大師さまが御入定なされている最高最深の聖地)へお参りを修め、一行は壇上伽藍へ向かう。大伽藍は高野山の根本大塔を置く立体曼荼羅の中心である。そこには金堂(高野山本堂)をはじめ、空海さまが住した御影堂(みえどう)、そしてこの映画の主たるテーマである三鈷の松、そして神々を祀る明神社。いずれもこの映画をしっかりと見守ってくださっているという確信が、ロケ中随所に現れるので、各人撮影より先に感謝の合掌が自然となる。
夕方のお勤めの読経が静かに響き、鐘の音が景色と溶け込む。

長きにわたり、高野山で修行指導にあたっておられた吉川役・増井さんによる明神社の説明は行者しか聴けぬ貴重なお話。神々を大切にもてなすことから、高野山開創は始まったのです…と社にてお勤め。

信念役の柚木さんが『三鈷の松』の名物、三鈷と同じ三つ松葉(通常は二葉)を見つける。普段はなかなか見つからない貴重なもの。「落ちている三つ葉を拾い、身につけておくと幸運になる」という高野七不思議。ヒロイン・星加さんにプレゼント。高野男の粋なはからい。

夕焼けの高野〜奈良への山道をキャンプ地に向けて帰る。増井さんは一時帰山。仮クランクアップ…お疲れさまでした。
夕方のお勤めの読経が静かに響き、鐘の音が景色と溶け込む。
長きにわたり、高野山で修行指導にあたっておられた吉川役・増井さんによる明神社の説明は行者しか聴けぬ貴重なお話。神々を大切にもてなすことから、高野山開創は始まったのです…と社にてお勤め。
信念役の柚木さんが『三鈷の松』の名物、三鈷と同じ三つ松葉(通常は二葉)を見つける。普段はなかなか見つからない貴重なもの。「落ちている三つ葉を拾い、身につけておくと幸運になる」という高野七不思議。ヒロイン・星加さんにプレゼント。高野男の粋なはからい。
夕焼けの高野〜奈良への山道をキャンプ地に向けて帰る。増井さんは一時帰山。仮クランクアップ…お疲れさまでした。
大門を後にし、一の橋で昼食をとる。ずっと節約摂生自炊合宿が続いていたので、高野山名物の精進料理をいただく。会長が小僧時代にお世話になっていた「和食おぐら」にて。初物の柿もいただく。柿も高野山を語るには大切なもの。劇中にもそのエピソード挿入を検討する。

中の橋に車を停めて、奥の院御廟へ向かう。もちろん聖地での撮影は出来ないが、その周囲の雰囲気やそこから見える空を大事にしたいという監督の意向から。僧侶側のスタッフは生まれ育った故郷へ戻ったような感覚でいきいきと初めて訪れた俳優さんやスタッフを案内する。

キリッとした空気なのにあたたかい…一同、そんな感想を抱き、言葉少なにシーンをおさめていく。なぜか疲労も抜けていた。「宗教とか宗派ってくくりで表現する場ではないですね」とポツリ。会員(高野山行者)にとって当たり前の場であり、根源であるからジンと胸に響く。
中の橋に車を停めて、奥の院御廟へ向かう。もちろん聖地での撮影は出来ないが、その周囲の雰囲気やそこから見える空を大事にしたいという監督の意向から。僧侶側のスタッフは生まれ育った故郷へ戻ったような感覚でいきいきと初めて訪れた俳優さんやスタッフを案内する。
キリッとした空気なのにあたたかい…一同、そんな感想を抱き、言葉少なにシーンをおさめていく。なぜか疲労も抜けていた。「宗教とか宗派ってくくりで表現する場ではないですね」とポツリ。会員(高野山行者)にとって当たり前の場であり、根源であるからジンと胸に響く。