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若き真言僧侶たちの脚本とプロの技術が1つになった話題の映画『高野山への道』の情報とこぼれ話をお届けします!
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朝からキャンプ場のシーンを撮影。キャンプ場のワンちゃんが喜んで走り寄ってくるので、たびたびNG。スタッフ一同笑いがこぼれる。裏方はワンちゃんを押さえるのに必死。66f9771f.jpeg











そしてこのシーンからドラマは急展開。演者の顔つきも変わる。RIMG0408.jpg








キャンプ地を後にして、ふたたび天川方面に向かう。そこで趣のある食品店とガソリンスタンドを見つける。急遽、監督の判断でそこでのロケを開始する。RIMG0434.jpg








ほのぼのとした地元の方々のご好意に感謝しながら撮影は続く。
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それにしてものどか…。

そして夕方、撮影を終えて岡山へ戻る。



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御廟(お大師さまが御入定なされている最高最深の聖地)へお参りを修め、一行は壇上伽藍へ向かう。大伽藍は高野山の根本大塔を置く立体曼荼羅の中心である。そこには金堂(高野山本堂)をはじめ、空海さまが住した御影堂(みえどう)、そしてこの映画の主たるテーマである三鈷の松、そして神々を祀る明神社。いずれもこの映画をしっかりと見守ってくださっているという確信が、ロケ中随所に現れるので、各人撮影より先に感謝の合掌が自然となる。

夕方のお勤めの読経が静かに響き、鐘の音が景色と溶け込む。
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長きにわたり、高野山で修行指導にあたっておられた吉川役・増井さんによる明神社の説明は行者しか聴けぬ貴重なお話。神々を大切にもてなすことから、高野山開創は始まったのです…と社にてお勤め。
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信念役の柚木さんが『三鈷の松』の名物、三鈷と同じ三つ松葉(通常は二葉)を見つける。普段はなかなか見つからない貴重なもの。「落ちている三つ葉を拾い、身につけておくと幸運になる」という高野七不思議。ヒロイン・星加さんにプレゼント。高野男の粋なはからい。
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夕焼けの高野〜奈良への山道をキャンプ地に向けて帰る。増井さんは一時帰山。仮クランクアップ…お疲れさまでした。
大門を後にし、一の橋で昼食をとる。ずっと節約摂生自炊合宿が続いていたので、高野山名物の精進料理をいただく。会長が小僧時代にお世話になっていた「和食おぐら」にて。初物の柿もいただく。柿も高野山を語るには大切なもの。劇中にもそのエピソード挿入を検討する。
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中の橋に車を停めて、奥の院御廟へ向かう。もちろん聖地での撮影は出来ないが、その周囲の雰囲気やそこから見える空を大事にしたいという監督の意向から。僧侶側のスタッフは生まれ育った故郷へ戻ったような感覚でいきいきと初めて訪れた俳優さんやスタッフを案内する。RIMG0355.jpgRIMG0350.jpg








キリッとした空気なのにあたたかい…一同、そんな感想を抱き、言葉少なにシーンをおさめていく。なぜか疲労も抜けていた。「宗教とか宗派ってくくりで表現する場ではないですね」とポツリ。会員(高野山行者)にとって当たり前の場であり、根源であるからジンと胸に響く。RIMG0353.jpg









11時前に高野山・大門へ到着する。RIMG0320.jpg








ストーリーの順序とは異なるが、ラストに近い部分を撮影する。理想の空模様は正に奇跡。RIMG0321.jpgRIMG0303.jpg











大門の朱が映える。ここの前に立つと人間なんて小さな存在だと痛感する。
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一同、それぞれの感動を胸に撮影は続く。監督の指導にも力が入る。
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早朝よりキャンプ地を高野山に出発。九度山経由にて2時間のドライブ。快晴、本編でも語られる九度山のシーンを撮影。まばゆい晴天に神秘的な雲がお迎え下さった。農家の軒にはすでの名産の柿がならぶ。空海さまが伝えたという伝説が今もなお語り継がれている。

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「仕事でこんなに気持ちよくていいのかなぁ」とスタッフの1人がポツリ。本当に澄み渡っている。そして空海さまのふところに飛び込んだことを実感した。
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